新しい設備設計の会社
皆様、今年もよろしくお願い致します。
超ひさしぶり投稿です。(><)
2024年は能登半島地震・羽田衝突事故と、緊張感のあるスタートになってしまいましたね。
謹んで新年のご挨拶とさせて頂きます。
2023年の年末は、
超キラーパス
いや。
超至近距離からの顔面シュートの連打で大忙しでした。😅
まあ、相変わらず困ったときのSPINNA BAMBOOという事で
私たちの本領を発揮できた年だったと言えると思います。
そんな状況だったので、報告が遅くなってしまいましたが重要なお知らせがあります。
SPINNA BAMBOOの子会社として、設備工事の設計・マネジメント会社
株式会社 musubime(むすびめ)を設立しました。👏👏 パチパチ
設立した理由は2点です。
①多くのお客様より、設備設計についての悩み相談を受けてきた。
②建築プロジェクトにおいて、設備設計が全体最適化されにくい仕組みになっていると感じた。
設備設計会社って、東京だけでも何十社も存在するんですよね。
一方で、多くの大企業が「設備設計を依頼できる会社が無い」って悩んでいます。
不思議ですよね。
それは
「設備設計会社が存在しないで困っている」のでは無く
「設備設計会社を上手に使う事が出来なくて困っている」のだと思います。
オフィス設計をおこなう什器メーカー・設計事務所・内装工事会社は、
ファニチャーレイアウトや意匠設計の実力は高い一方で
どうしても設備工事(設備設計)に苦手意識を持ってしまいがちです。
電気は電気屋さん、空調は空調屋さん
専門家では無いと理解できない世界の事はお任せするしかない。と
でも、それって実は非常に勿体ないんですよね。
◆_工事金額の半分は設備工事です。
◆_工事期間の半分は設備工事です。
◆_設備設計の期間も、建築・意匠設計と同じくらい要しています。
めためた大きいウエイトですよね。
この計画を設備設計者に「任せっきり」にするリスクが想像できると思います。
そのリスクとは専門家に任せるのでは無く、これでは専門家の言いなりになってしまう事です。
そうすると、どうなるか。。
設備設計の時間を確保する為に、超特急で意匠設計をしなければならないー。
設備工事に予想外のコストがかかったので、什器をもう少し安いものにするしかないー。
設備工事のせいで(空調のダクトを通すなど)天井が低くなってしまいカッコ悪いー。
うーん、、良く分からないけど、専門家が言うなら仕方ない。諦めよう。
「設備設計」をバトンタッチする個別タスクとして捉えてしまうと、あるある君の悩みはいつまでも続くでしょう。
だから、「設備設計会社を上手に使う事が出来なくて困っている」⇒「設備設計を依頼できる会社が無い」となるのです。
大切なのは「設備の設計」ではなく「設備のマネジメント」です!!
<設備設計>
◆容量計算 ◆設計図作成 ◆法規チェック
電気や空調がきちんと機能するように必要な能力を積算したり、機器の配置図や配線・配管ルートの図面をつくること。
<設備マネジメント>
◆計画の提案 ◆諸条件整理(現状・入居先) ◆費用対効果の検討(減額案の検討) ◆設計監理(施工者との調整) ◆諸官庁協議
全体最適化の視野を持ち、設計の序盤から諸条件を整え建築設計に反映させる提案が可能で、
同時にコストや工期への影響もタイムリーに確認していき、設備設計・設備工事をコントロールすること。
この全てがしっかりと機能する事で初めて、
お客様にとって本当に価値のあるサービスになると考えています。
つまり「設備設計」は、一部の要素でしかありません。
要するに、おデブな丸ダクトちゃんを通す方法を考えるのではなく
丸ダクトちゃんをスレンダー美女にする方法を考えるって事です!
まとめると、こんな感じです。
1_プロジェクトの全体最適化(PM目線)を最優先する!
デザイン・工期・総予算を邪魔しません!
2_設備設計よりも設備計画(企画・提案)が重要!
ゾーニング検討の段階から、条件を整理してコスパの良い提案をします!
3_専門的な事を分かりやすく!
誰にでも理解できるきれいな資料、丁寧な説明で納得感◎
1月から本格始動しますので、よろしくお願い致します。^^