1年生を卒業

こんにちは、バンブー社長です。
株式会社SPINNA BAMBOOは7月に初年度の決算となり、
おかげ様で無事１周年を迎える事になりました。

私１人で自宅を拠点にスタートした会社ですが
今では新宿にオフィスを構え、メンバーも８名となり、
徐々にではありますが、企業としての体裁が整ってまいりました。
この１年間、関わって頂いた関係各社の皆様には感謝しかありません。
心より御礼を申し上げます。

実のところ、BAMBOOは決して順風満帆に軌道に乗った訳ではありません。
冒頭に「１人でスタートした会社」とコメントしましたが、
正確には、会社設立時に設備設計を担当する取締役員がもう１名いました。

その人は弊社の役員であったにも関わらず、
私に内緒で、ご自身の別会社で私のクライアントと直接取引をおこなっていた為、
重要事項報告義務違反、及び信義則違反によりBAMBOOを退職して頂きました。

一緒に起業してから、たった２か月目の事です。
それはビジネスチャンスを失った事よりも、私個人にとって、辛く悲しい出来事でした。
なぜならば、その人の事を昔からずっと尊敬していて、いつも心から信頼していたからです。

顧問弁護士によると、告訴すればそれなりの賠償金請求が可能との事でした。
でも、結局そんな事をする気にはなれませんでした。

多少、気持ちの整理に時間がかかってしまいましたが
経営者としてやるべき事に集中して向き合えるようになり、
その頃から、次第にビジネスが軌道に乗り始めました。

この出来事が原動力になった事もあり、（絶対に負けたくなかったからね）
今、弊社の設備設計は当時よりも遥かにレベルの高い体制を構築できています。
⇒SPINNA BAMBOOの設備設計

また、同様に仁義を尊重しない人達と早めに適切な距離をとれたのも良かったと感じていますし、
それは、逆に本気で応援してくれる仲間が増えたキッカケもなりました。

人との繋がり、相手への思いやり、そこにBAMBOOのスキルが加わって初めて価値を出す。
ネガティブな出来事によって、より強固になった企業ポリシーが色々な方々に認めて頂けました。

私たちは、まだまだ少数精鋭のスタートアップ企業ですので、
せっかくお声がけ頂いても、キャパ不足により、お断りせざるを得ない事もあります。
それでも私たちに期待して頂いている方達には、これからも必死に応えていく決意でいます。

そして、この１年間は

今まで経験した事の無い苦労を味わった一方で、
今までの人生で最も「仕事の仲間と笑いあえた」年だったかもしれません。

＜思い出し笑い＞が思わず込み上げてしまう出来事が、数えきれないくらい沢山ありました。




仕事をする上で、最も大切な事は何ですか？
　＞大切なのはお客様です。
　＞大切なのは利益です。
　＞大切なのは社会に貢献する事です。

45歳の新米経営者の、青臭い気持としては
「一番大切なのは、一緒に仕事する仲間が笑っている事です！」
ずっと、そう言っていられる人間であり続けたいと願っています。

今はもう、株式会社SPINNA BAMBOOは私個人のものでは無くなりました。
ですので、社長の私がいつまでこんな中二病でいられるか分かりませんが、
出会った皆様への感謝と責任だけは絶対に忘れずに、これからもがんばっていこうと思います。


今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
I LOVE YOU❤