2022年のミラクルマインド ~最高の収穫~


こんにちはバンブー社長です。
2022年最後のコラムとなります。

まず、このような得体の知れないホームページのコラムに、
会社名と実名を公表して情報発信にご協力して下さった皆様、本当にありがとうございました。
どのコラムも素晴らしい内容でした。この場を借りて心からの御礼を申し上げます。

株式会社SPINNA BAMBOOは、2022年8月に登記しました。
ただ、私自身が8月末まで会社員として勤務しておりましたので事実上の事業開始は9月1日です。
つまり、現時点で創立4か月目の会社です。スタートアップ「ス」くらいですかね。笑

それでも、この4か月間で学んだ事は、今までの社会人経験とは別次元のものでした。
経営者としてはヒヨコも良いところですが、私が感じた体験価値を、今回のコラムでお話ししたいと思います。


起業を決めてから、そして実際に起業してから、多くの先輩起業家とお話させて頂く機会がありました。
その時に感じたのは、先輩起業家は私の起業を知ってから、会話のレベルを格上げしてくれたように思えたのです。
ここで言う会話のレベルとは、使う言葉の難しさとか、話題の高尚さという意味ではありません。
恐らくサラリーマンには伝わらないだろう。という言葉のニュアンスでの会話をしてくれるようになったのです。

誤解しないで下さい、これは起業家の方が会社員より優れているという事ではありません。
私にとっては、起業というアクションが自分の視野角を増やしてくれた事を実感したのです。
もちろん、会社員であってもその視野角を持っている人は大勢いると思っています。
要するに、特別に優秀な人間でなくとも(私のような凡人でも)、
起業すれば広がる景色がありました。と、いう事です。

では、会社員であっても、その感覚を持っている優秀な人間とは?
これは私の個人的見解ですが、社員数5人の会社に所属していようと、社員数3000人の会社に所属していようと、
自分自身をIndependentな存在で考えている人だと思います。

社長と平社員、部下と上司、プロジェクトメンバー同士には、適切な距離感が必要です。
適切な距離感が無ければ、責任ある分業にならないですからね。
相手の善意に頼るのではなく、あくまでお互いの「利己」を尊重する。
つまり、「俺と組んで分業すれば、俺もお前も得するぜ」という独立した関係性です。



逆に、適切な距離感をとらず、一心同体のような関係を望む人達は
「公平な関係」よりも「平等な関係」を求めがちです。

公平 / 平等

 「公平」
  ウサイン・ボルトとバンブー社長が同じスタートラインから100M走の競争をする。

 「平等」
  2人の身体能力に差がありすぎるので、バンブー社長は50M手前からスタートする。

言うまでもなく、資本主義のマネーゲームは「公平」に行われるのが基本です。
もちろん、弱者に優しい社会保障という「平等」という正義の概念もありますが、
それは、日本国のような、とてつもなく大きなパイで国民の幸福を倫理的に分配しているだけです。

それに比べて、中小企業の経営なんて
弱肉強食で、仁義なき戦いで、狐と狸の化かし合いです。笑

その為、私はIndependentなマインドを持っている人と
適切な距離感で仕事をする重要性をより強く感じるようになりました。

とても幸いな事に、私が今している仕事では、
そのような高い意識を持った優秀な人達ばかりに恵まれています。


それ以上に、
彼ら彼女らは、突出した実力がありながらも、
一方で、組織の強制的な「平等」を押し付けられながらも、

それを全て自責思考でとらえて、
常に超・ウルトラ・スーパー前向きな気持ちで仕事をしていました。

それを私は、
Independentを超えた
奇跡のミラクルマインドだと感じました!

まー。
ネーミングのセンスは、ご愛敬ということで。^^;     



例えば、
他責思考だと、相手に10ダメージを与える代償として、
自分も3ダメージくらうようなものです。

格闘技の試合であれば効果的な戦法なのかもしれませんが、
ビジネスでは単なる自分の3ダメージの損でしかありません。


ミラクルマインドの人は、
これを自然に自分の13ダメージとして受けとめます。

つまり、相手の事情も自分ごととして考える
尊宅のない献身的な精神を持った人間なのです。

私は、そのナイチンゲールな器の広さに心から感動しました。


私の起業のキッカケを露骨に言ってしまえば、カネを稼げる勝算があったからです。
別にそれは悪い亊でも恥ずべき事でも無いので、包み隠しません。
株式会社SPINNA BAMBOOは、健全な営利目的の企業です!

でもね。

しかしね。

むしろ、逆にね。


いもじくも、
私が起業によって新たな視点を持ち、
Independentの意識を今までよりも強く意識したタイミングで

それとは違う、
仕事へのプライドや責任感を感じさせてくれる人達。
そんな仲間に恵まれたのは本当に幸運な事でした。




それこそが

2022年

SPINNA BAMBOO 設立の年に

私が得ることのできた最高の収穫です。

Bambooコラム

<最後に>
私は、って数字が昔から好きなんですよね。
新村(にいむら)なので、小学生の時のあだ名は「ニイニイ」でした。
また、以前のコラムで話ましたが「逆転」という言葉に思い入れがあるので、
よりもにポテンシャルを感じます。 ⇒スティーブ・ジョブズとキン肉マン

そんな、私にとって験がいい2022年に自分の会社を設立して、
順調なスタートをきれた事は、間違いなく皆様のおかげです。



2022年 大変お世話になりました。
本当にありがとうございます。



そして、来年も一緒に高く飛び続けようぜ!



それでは皆様
良いお年をお迎え下さいませ。^^

新村裕介
株式会社SPINNA BAMBOO 代表取締役

飲食店の調理師、店舗の工事会社、大手不動産系列の建築デザイン会社、大手什器メーカーのPM部門を経て、
2022年8月 株式会社SPINNA BAMBOOを設立。
ブランドショップの工事担当から、オフィスづくりの法人営業、ビル改修のコンストラクションマネージャー、
総予算100億円を超えるオフィス移転のプロジェクトマネージャーまで、多種多様な実績を積んできました。
この長年の経験を活かして、常にプロジェクトの入口から出口までの一気通貫した全体視野を持ちながらも
それぞれのステージに必要な役割に特化した、専門性の高いパフォーマンスを発揮します。
また、某大手IT企業での総務マネージャー経験もある為、インハウスの目線で課題を掴む事も得意です。

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